言う易し、行なうは難し
2006年 08月 09日
安全や平和への決意を語るのは容易。二度と悲惨な戦争が繰り返されないように、二度とこのような事故が起こりませんようにと祈るのも簡単。
決意の言葉は、空に虚しく響くだけ。難しいのは、実行すること。
誰かが悪いのかもしれない。では、誰かが謝れば済むのか?人の命にかかわることは、謝って済む話ではない。
業界や企業、役所自体が、事故を起こしてしまう体質なのかもしれない。仕組み自体が悪いのかもしれない。
人間は、環境によって “思わされている” 生き物。自分の責任だけでもなく、また、他人の責任だけでもなく、いわゆる環境というものの責任というものもあるのかもしれない。仕組みやシステム、デザインの悪さが争いの心を生み、事故を起こさせてしまうのかもしれない。
そして、そういうのもまた、「言うは易し、行なうは難し」なのかもしれない(^^;;