ガンダムの操縦席に似たタグ・ボートの操縦席
2007年 05月 12日
淡路島を抜けるころには、南のほうに青空も見え始め、徳島市内に入ると、空は晴れ渡っていた。徳島とくとくターミナルで合流後、日亜化学で有名でもある阿南市へ。
阿南では、橘湾から、日本有数の大きさを誇るタグ・ボート「小勝丸」で沖合い手前まで出た。雨は残っていなかったが、風は残っており、揺れが予想されたが、158トンもあるタグ・ボートはそれほど揺れることなく、船内でゆっくりコーヒーをいただいた。
ただ、甲板に出ると、かなりの強風にあおられた。そして、風速15m/sというのがどれくらいの強さなのかを体感する結果となった。
タグ・ボートには、外航船の船長の資格を持つ方も同乗されていた。この船長は、昔、当時戦争が起こっていた中東の地域に日本の自動車を輸出したということで有名だとか。いずれにせよ、背筋のピシッと通った男気のある立派な船長だった。
ちなみにタグ・ボートには、舵がなく、船長は、2つのスクリューの角度と強さを別々に操作することで、船を操縦していた。それを見ていて、ふと、左の写真のようなガンダムの操縦席は、このようなタグ・ボートの操縦席をイメージしてつくられたのかも...と思った。もちろん、詳しい人の間ではそんなことは「常識」なのかもしれないが(^^;