Ausra - utility-scale solar power
2007年 11月 14日
「Compact Linear Fresnel Reflector(CLFR)」というプリミティブな技術を用いている模様。要するに平らな板で太陽光を反射させ、太陽熱を集め、それを貯めながら使うという発想。反射板が太陽の位置に合わせて角度を変えるところがミソのようである。
Ausraの面白いのは、そのプリミティブな技術を応用しているということだけではない。マネジメント層が、かなり年季の入った人たちが中心になっている。これは、エネルギーといったオールドエコノミーにも受け入れられやすそうな感じ。
既にPG&E(Pacific Gas and Electric Company)との177MW(メガワット)のプラントに関する契約が締結されている模様。177MWといえば、関西電力美浜発電所1号機340MWの半分くらいの規模だが、太陽光だけでこれをまかなうとはスゴイ!果たしてこれからどうなるのかな?ちょっと楽しみなのでメモ。
参考:ArevaがAusraを買収~(2010/2/9)