「一流人材のつくり方」(DHBR2008年3月号)
2008年 02月 17日
記事では、一流になるためには、「反復練習」が大切であるということと、「優れた指導者に師事する」ということが大切であり、「練習、チャンス、運の三拍子が揃って、一流人材が誕生する」ということを述べていた。
一流選手をはじめとした一流の専門家になるためには、「才能」という基礎となる部分が「一番大切」だと考えられることは往々にしてあるが、そうではなく、地道に時間をかけながら、かつ考えながら反復練習することがもっと大切だというのである。
確かに、「あいつは才能があるから」という言葉には、「才能」があるかないかを言い訳にするニュアンスが含まれることがある。もちろん、イチローのような一流の選手には「才能」もあるだろうけれど、それに加えて、地道な反復練習を重ねてきているはずである。
一流を目指すということは、ハラをくくって、反復練習をも厭わず練習を重ねつつ準備し、機会(チャンス)が巡ってきたら、それを逃さず成果をあげることで、運をも引き寄せていくということの繰り返しなのだろう。
いまさらながらに当たり前のように思えるが、今一度そんなことを肝に銘じ、日々精進したいと思った。