2004年 09月 08日 ( 2 )

 

感動のある高等教育@スタンフォード大学

2004年9月6日付の日本経済新聞に早稲田大学のカワン・スタント教授のコメントが掲載されていたが、スタント氏は、「感動が生まれることにより、いっそう、前に進みたくなるということが、日本の高等教育に一番欠けている」と述べている。これを読んで、6月までスタンフォード大学で受けた工学系の授業での感動を思い出した。

電気工学の授業では、ルーターの基本原理から解説がなされていたが、一気に、その根本的な理論まで深まったかとおもうと、実際、どのような機器が販売され、運用されているのかといった例まで広がった。このような授業の深みに感動するだけでなく、参加している学生の質の高さにも感動した。

基礎となる確率論などは、補講としてチューターが担当し、教授は、それが分かっているということを前提に授業を進めている。よって、授業中も、かなりの質問に対するなんらかの回答が学生からなされている。

スタント氏は、日本の大学では8割が授業についてこれないと言っていたが、基礎理論程度しか教えない日本の授業でそれだけの数しかついていけないというのはお寒い状況ではないだろうか?大きな差を感じるのは、決して私だけではないはずだ。日本の先生方には、スタンフォード大学など、米国の高等教育のあり方を、本当にしっかり見ていただきたいと切に願う。

  by yoshinoriueda | 2004-09-08 04:33 | シリコンバレーで感じる! | Trackback(1) | Comments(0)

富の源泉から富を生み出そうとする活動を肌で感じて思うこと

青色発光ダイオードの発明裁判第一審で代理品として200億円の判決を得た弁護士の升永英俊氏は、「富のルール」の変遷を原始の時代から調べ、今は「オリジナリティーが富の源泉」との見解を示している。(日本経済新聞2004年9月6日付衛星版)

確かに、農産物から原材料や工業製品に富の源が移ってきて、今は、形には見えにくいアイデアなどが富の源泉となっている。ここ、シリコンバレーで、毎日のように新しいアイデアをビジネスにつなげていく活動を見ていると、その流れを感じることができる。

傍観者としてみていると、流れを感じることはできる。しかし、実務者として起業なり、起業支援に従事しなければ、流れを作り出したり、その方向を変えたりすることはできないような気もする。

富の源泉から富を生み出す活動は容易ではないが、非常にエキサイティングである。常に勉強し続け、その分野でトップにちかいところに位置することにより、流れを作り出していくことができる。そして、できる限り早く走り続ける。ここシリコンバレーでは、このような感覚をもつ人たちが集まり、さらにその感覚を研ぎ澄ましていっているような気がする。

おーい、日本。大丈夫か~い?!

  by yoshinoriueda | 2004-09-08 02:34 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(0)

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