2018年 08月 18日 ( 1 )

 

「投資の仕事とは、『新しい価値を生む源泉を見つけること』」簡単なようでいて難しい。だからこそ面白い。

今週、読み散らかしたものから感じたことの続き(参考:昨日の記事「遺すべきもの:カネ、事業、思想、生き様 by 内村鑑三」)


石川善樹氏が投資投信顧問会社SPARXの阿部修平氏と対談している記事「石川善樹、次なる挑戦はファンドマネージャー!?【後編】」の冒頭に、前編のまとめがあり、そこに、今の仕事に関係する「投資」に対する考え方がまとめられていた。

投資の仕事とは、「新しい価値を生む源泉を見つけること」。そのためには、世の中で起こっている抽象的なことを見て、何かを感じ、仮説を立て、それを検証していくというプロセスが必要で、とりわけエンジニアや研究者とは、元々の思考モデルが似ているとSPARXの代表・阿部修平は考える。そして、投資家としての基礎技術は、1年で身につけることができるとういう。

新しい価値を生む源泉を見つけること」。簡単なようでいて難しい。だからこそ面白い。

石川 投資のやりがいや重要性についてはすごくわかったのですが、もっと理屈を超えた、「この仕事のおもしろさ」とは何かという質問です。要は、「何が一番おもしろいんですか?」ということです。

阿部 一人で世界を動かせることです。例えばジョージ・ソロスは、中央銀行と闘います。わたしは、ソロスさんの下に3年間いたのですが、ソロスさんはよく、「invest, then investigate」と言っていました。お前が思ったところに、まずは投資しろと。そこから調べろと。もちろん、投資をする前にも綿密に調べるんですよ。

この対話から読み取れるのは、「動いてから考える」という思考様式・行動様式ではないか。

投資をする前に綿密に調べることによって、「新しい価値を生む源泉」が最初から分かっていてそれを見つけるということ(だけ)ではなく、動いてみて("invest")、それからその先の成長を考える("then investigate")ということも必要ということ。

確かに、かなりアーリーステージの段階で、少し出資していたものが、その後、生き延びる道を見つけ、成長する場所を見つけ、大きく巣立っていくというパターンを踏むのは、この「invest , then investigate」のパターンかもしれない。とても類似している事例で、思い当たるところがある。

しかし、この「invest , then investigate」もまた、簡単なようでいて難しい。だからこそ面白い。

すっかり秋の気配が漂う空を見上げながらそんなことを感じた。

  by yoshinoriueda | 2018-08-18 09:40 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

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